相手の気持ちをつかむコミュニケーション その2:「聴く姿勢」

あなたは「聴き上手」ですか?

 

今日は夜から雨がふるようですね。
神奈川・東京の出張カウンセリング、
The Inner Seedで心理カウンセラーをしてる、
松下真由子です。

 

先日から、コミュニケーションを題材に、お伝えしています。
今回は、「相手の気持ちをつかむコミュニケーション」のその2です。

前回はあいづちについて、お伝えしました。

今回は「聴く姿勢です。」

以下の例は、夕飯の支度をしているお母さんと、
子どもの会話です。
情景を思い浮かべながら読んでみてください。

【2-1】

子ども:ねぇねぇ、お母さん。

母:なぁに?

子ども:あのね、今日ね、幼稚園でね。

母:うん、うん。

子ども:先生がね。

母:うん。

子ども:ねえ、お母さん。ボクの話、聞いてる?

母:うん、聞いてるわよ。

子ども:先生がね、はてなちゃんのこと、叱ったの。

母:うんうん。

子ども:・・・お母さん、聞いてる??

 

いかがでしたか?
子どもが何度も母親に話を聞いているか、
確認していますね。
ここから、母親が子どもに背を向けて、
もしくは調理する手元ばかり見ている、
そんな
情景が思い浮かんだでしょうか?


これでは、子どもは話を聞いてもらっていると、感じられません。
「なんでもない」「もういいよ」と、
話すことを途中で放棄するかもしれませんよね。
このやり取りの積み重ねで、


『お母さんに話しても仕方ない。』

と信じ込んでしまったとしたら、悲しいことですよね。

 

では、どうすればいいでしょうか?
基本は2つです。

 

・話す相手の目を見る。

・落ち着いて話す相手と向き合う。

 

目を見ることが、得意ではない人って多いかもしれませんね。
凝視しなくてもいいのです。
適度に目を合わせ、聞いてますよ、というサインを送ります。

ガチャガチャ動いていては、あまり聞いてもらっている感じはしませんよね。
体を話している人の方へ向けて、落ち着いて話に集中している事を、体で表現します。

これらを意識するだけでも、
聞いてもらえている、という感覚を相手が感じてくれることでしょう。

 

 

次に表情ですが、
やっぱり穏やかな表情が、話しやすいでしょう。
しかめっ面をされていると、話しにくいものです。

加えて、話の内容に合わせた感情表現がされていると良いですね。

 

腕や手の動きも大切ですね。
例えば、相手が腕組みをしていたり、
頬杖をついていたりすると、話を聞いてもらっている感じが薄くなります。
女性に多いのですが、髪の毛を指でいじっていると、
そちらに集中していて、話を聞いてもらえてないと感じるかもしれません。

 

「あなたの話を聞かせてください」

 

この気持ちを、体でも表現するように心がけてください。

 

相手の話を「聴く」ことは、
コミュニケーションの中でとても大切なスキルです。
話を聴いてもらえた、と感じると、
人は相手に親近感や自分のよき理解者というような、
親愛の情を抱くものです。
是非、心がけてみてください。

 

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